[3/31 15:00-]”Whose Equality? : Experiences in Statelessness Studies and Post-Antropocene Studies” (8th Joint Seminar)
プレ戦プロジェクトでは、格差・不平等の政策的解決、そのためのデジタル技術の可能性(デジタル民主主義)などをテーマとしつつセミナー・シリーズを断続的に開催しております。
第8回のセミナーは、筑波大学人文社会系助教秋山肇様にご講演いただきます。秋山氏は、国際移民・難民保護、無国籍者問題をめぐる法律学的研究から、ポスト・アントロポセン研究という未踏の領域へと研究を拡げつつある新進気鋭の研究者です。「アントロポセン(Anthropocene)」は“人新世”と訳されます。「人新世」とは、地球上の地質時代をあらわす「更新世」や「完新世」という言葉に類し、人類が地球全体に与えてきた影響を地球史スケールでとらえようとする言葉で、気候変動や生物多様性の喪失といった地球史スケールの難局に人類が直面していると考えられるようになった。近年、その利用頻度が高まってきています。さらに「『ポスト』アントロポセン」と唱えるとき、そこで生まれる視点は、人類が地球上の支配的地位から降りたあとの時代の価値観や地球のありようについて、人類が現代の課題をどのように捉え、解法を考えるか、というものになります。今年度最終回の今回は、秋山氏のこれまでの研究経験をふまえ、国際人的移動やポスト・アントロポセンへの思考を通して見えてくる「平等」の価値観…人類の枠に囚われない平等のありようを中心に話題をご提供いただくものです
ご関心おありの方はぜひご参加ください。
開催日時 | 2022年3月31日(木)15:00~16:30 |
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開催場所 | オンライン |
報告者 | 秋山 肇(筑波大学人文社会系 助教) |
参加費用 | 無料 |
事前申し込み方法 | 参加希望の方は、下記リンクまたはポスター中のQRコードよりお申し込みください。 https://forms.gle/6AS9mspdBu3m698W7 |
お問い合わせ先 | DDPI@japan.tsukuba.ac.jp |