筑波大学デジタルデモクラシーと
政治的不平等(DDPI)プロジェクト

[3/10-11 13:00-]「多文化共生社会の持続可能な学びの場のデザインを目指して」(人文社会系シンポジウム)

このたび、本プレ戦プロジェクトでは、構成メンバーである澤田浩子准教授を中心として企画しております下記シンポジウムの開催 https://tsukuba-kosodate.net/2022/01/20/symposium-tabunkakyoseishakai/を後援することといたしました。3月10日(木)および11日(金)に開催を予定しております(事前登録は3月8日(火)まで)。

格差・不平等をめぐる諸問題を考えるとき、「多文化共生」はひとつのキーワードとして解されています。そして、社会が共生を目指すには、教育を通じた様々なソリューションを構想し実践することもまた求められています。本シンポジウムは2日間にわたり開催されますが、その際、1日目は学群生・大学院生も交えつつ、3つの教育実践プロジェクトをテーマとするパネルディスカッションを行います。また、2日目は、文部科学省の担当官をお呼びして、多文化共生をめぐる大きな焦点である外国人児童生徒の問題について基調講演をいただくとともに、民間企業から担当者をお呼びして、教育ソリューションを開発するにあたっての産官学連携のあり方・取り組みについて議論してまいります。

ご関心おありの方はぜひご参加ください。

シンポジウム「多文化共生社会の持続可能な学びの場のデザインを目指して」(人文社会系主催)
開催日時

1日目:2022年3月10日(木)13:00~17:00

2日目:2022年3月11日(金)13:00~18:00

開催場所

対面・オンラインの併用(いずれも事前登録制)

※対面では1日目:第2エリア2B412大教室、2日目:大学会館国際会議室にて催します。

主なプログラム

(いずれも敬称略)

【1日目 3月10日(木)】13:00-17:00

プレセッション「プロジェクト型教育がひらく大学の学びと未来」
第1部 研究発表
第2部 学生プロジェクトによるパネルセッション


【2日目 3月11日(金)】13:00-18:00

パネルセッション「多文化共生社会における教育課題解決を目指した産官学連携によるプラットフォーム・モデル」

13:20- 基調講演「外国人児童生徒等教育の現状と課題」
    小林 美陽(文部科学省総合教育政策局国際教育課・外国人児童生徒教育専門官)

14:15-18:00 パネルセッション
①「navima」読解コンテンツを活用した外国人児童・生徒の学習支援
    合田 敬子(凸版印刷株式会社教育事業推進本部
          事業戦略部・サービス開発チーム プロジェクトマネージャー )
    杉原 千晴(同・サービス開発チーム 読解プロジェクト担当)
② NTTドコモの教育分野の取り組み
    永田 和貴(株式会社NTTドコモ第一法人営業部 教育ICT推進・担当部長)
③ 「AI×先生」による語学学習プラットフォームを通して見える展望と課題
    山口 隼也(株式会社ポリグロッツ・Founder & CEO)
④ 大学におけるプロジェクト型教育の展開と多文化共生
  -茨城県教育委員会グローバル・サポート事業の取り組み-
    澤田 浩子(筑波大学人文社会系・准教授)
    井上 里鶴(茨城県グローバルサポート事業・日本語コーディネーター)

参加費用 無料
事前申し込み方法

参加希望の方は、下記(つくば日本語支援リサーチグループのウェブサイト)リンクを経由するか、もしくは、ポスター中のQRコードよりお申し込みください。

https://tsukuba-kosodate.net/2022/01/20/symposium-tabunkakyoseishakai/

お問い合わせ先 sawada.hiroko.gb@u.tsukuba.ac.jp(澤田浩子 筑波大学人文社会系・准教授)
備考 このシンポジウムは以下の助成を受けています。

  • 「オンライン学習による日本語初期指導カリキュラム開発・検証に関する研究」茨城県教育委員会, グローバル・サポート事業委託研究(澤田浩子)
  • 「外国人児童生徒の日本語学習支援ソーシャルネットワーキングシステムの開発」筑波大学国際産学連携本部, 系横断R&Dプロジェクト(澤田浩子)
  • 「多文化共生時代のための教育課程の質保証と教学マネジメント」筑波大学, 教育戦略推進プロジェクト支援事業(人文・文化学群日本語・日本文化学類)
  • 「つなげる外国人家族と地域社会―日本の保育園へようこそ」筑波大学, 令和3年度社会貢献プロジェクト(井出里咲子)
  • 「つくば市における外国人児童生徒支援体制の構築」筑波大学, 令和3年度社会貢献プロジェクト(澤田浩子)
  • 「コロナ禍における外国人高校生のニーズ調査とオンラインの教育支援」筑波大学, 新型コロナウイルス緊急対策のための大学「知」活用プログラム(德永智子)
  • 「循環型社会を目指した外国人児童生徒のためのオンライン日本語支援体制の構築」筑波大学, 新型コロナウイルス緊急対策のための大学「知」活用プログラム(澤田浩子)