DDPIプロジェクトでは、格差・不平等の政策的解決、そのためのデジタル技術の可能性（デジタル民主主義）などをテーマとしつつ、2022年度もセミナー・シリーズを断続的に開催してまいります。

今回は『テクノロジーが創る新しい市民社会の構築』と題しまして、一般社団法人コード・フォー・カナザワ（Code for Kanazawa）代表理事でありアイパブリッシング株式会社代表取締役の福島健一郎氏をお招きし、地方自治体を中心とする行政サービスや行政活動のデジタル化の現状と課題、今後の展望についてお話いただきます。近時の行政DX（デジタル・トランスフォーメーション）推進の動きには目覚ましいものがありますが、社会の多様な分野に広がる格差や不平等の問題を政策的に解決するためにデジタル技術をどう活用することができるのか、まだまだ思考の余地は広いように思われます。政治・政策の面では電子投票や行政情報のオープンデータ化といったテーマが話題になりがちですが、本セミナーでは、いわゆる”シビックハッカー”と呼ばれる存在として、ITを活用した課題解決・ビジネス活性化・まちづくりなど多方面で活躍する福島様より経験をふまえた知見をご提供いただき、これからのデジタル民主主義と市民社会のあり方について幅広く議論してまいります。

ご関心おありの方はぜひご参加ください。