筑波大学デジタルデモクラシーと
政治的不平等(DDPI)プロジェクト

筑波大学デジタルデモクラシーと
政治的不平等(DDPI)プロジェクト

ご挨拶GREETING

2024年3月12日、フランス、グルノーブルアルプ大学と筑波大学を結び、ハイブリッド・ワークショップを開催しました。

それぞれの大学からジェンダーをテーマにした研究発表を行うとともに、今後の共同研究について議論しました。

 

  

このたび、文部科学省より研究助成を受けて日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(A)(一般))「現代日本における平等をめぐる政策観の実証研究:市民とエリートとの相互作用」(研究課題番号22H00046 研究代表者 竹中佳彦 筑波大学教授)の一環として「政策と社会意識についての市区町村議員アンケート」を実施いたします。
本調査は、格差や不平等の是正が重要な社会的・政治的課題となる中で、議員のみなさまの平等や公正に対するお考えをうかがい、それらが政策にどのように反映されているのかを明らかにすることを目的としております。
調査の実施は、世論調査・統計調査の専門機関である株式会社日本リサーチセンターに委託しておこないます。回答内容につきましてはすべて数値化して統計的に処理いたしますので、個人のお名前とお答えの内容とを結び付けて公表されることは一切ございません。
ご協力のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。

≪調査実施委託先≫
株式会社 日本リサーチセンター
〒130-0022 東京都墨田区江東橋4-26-5
https://www.nrc.co.jp
調査実施に関するお問合せ
フリーダイヤル 0120-994-768(平日10:00~12:00、13:00~17:00)

≪調査企画≫
現代日本社会・政策研究会
研究代表者 筑波大学 教授 竹中佳彦
調査担当者 筑波大学 教授 山本英弘
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1
メール:pai_tsukuba@japan.tsukuba.ac.jp

2023年度筑波大学人文社会科学研究群公開講座

「デジタル・デモクラシーの可能性:新たな民主主義を人々は受け入れられるのか」

オンデマンド配信


概要

近年のデジタル化は目覚ましく、我々の社会生活や政治のあり様を根本的に変化させる可能性を秘めています。例えば、オンライン投票が可能となれば、投票行動が容易になるため投票率の上昇が期待されるとともに、外国に居住する国民や、高齢者、障害者など投票所に行くことが困難な層による投票が容易となります。

その一方で、現状ではデジタル・デモクラシーには様々な不安もつきまといます。SNSの利用が浸透していますが、それを用いて虚偽の情報(フェイクニュース)を流されたり、差別的な言動(ヘイトスピーチ)が広がる恐れもあります。電子投票には法制面で検討すべき課題も残されています。また、人々が新しい投票システムをどの程度受け入れられるのかにも疑問が残ります。そこで本講座では、最新の調査研究に基づいて、「デジタル技術の導入により、いかにして民主主義を機能させられるのか」を考えていきます。

 

講座内容

  1.  イントロダクション山本英弘(人文社会系教授)
  2. フェイクニュースとヘイトスピーチの脅威海後宗男(人文社会系教授)
  3. 障害者の参政権保障と電子投票大倉沙江(人文社会系助教)
  4. 電子投票をめぐる法的課題秋山肇(人文社会系助教)
  5. 人々は電子投票を受け入れられるのか山本英弘(人文社会系教授)

 

配信期間

2024年2月~3月公開予定

 

参加方法

下記リンクよりグーグルフォームにてご登録ください。
登録者には講座公開開始時にURLとパスワードをお送りします。

https://forms.gle/92ZaAujHpsSzkNreA

 


デジタル・デモクラシーの未来を共に考え、探究するこの機会にぜひご参加ください。
皆様のご登録を心よりお待ちしております。

 

人文社会系研究推進室では、広く関係のある(あった)大学院生および若手数職員等を対象とする学術研究ポスターコンテストを実施し、研鑽の機会を提供いたします。参加作品は公開し、審査のうえ表彰いたします。多数のご応募をお待ちしております。

1.募集期間 
2023年11月10日(金)から2023年12月15日(金)まで 

2.応募様式 
・ポスターサイズは A0 サイズ(タテ)とします。 
・印刷は事務室で行いますので、印刷する必要はありません。PDF ファイルへ変換したうえで、期日中に下記 Google Form へアップロードしてください。
https://bit.ly/3sazmvq
 ※初出でなくとも結構です。他学会等で公開したものの再公開なども歓迎します。

3.実施内容
・ポスターは人文社会学系棟2階エントランスで展示します。
・オンライン・ポスターセッションを開催、参加者投票の実施を予定しています。
・インターネット上および実物展示について閲覧者投票を実施します。
・投票の結果をふまえ、研究推進室室員が合議の上で、2024年3月に、優秀者には賞状と副賞を授与いたします。

4.応募資格(休学、留学中の者も歓迎) 
・人文社会科学研究郡に所属する・していた大学院学生(修士学生も歓迎)
・人文社会科学研究郡に所属する・していた主に若手教職員・研究員
※ ポスター掲示場所の限りがあるため、定員は20名程度にします。

5.問い合わせ先
人文社会系URA ワンチェンラン wang.qianran.gb@un.tsukuba.ac.jp

2023 年 10⽉1 ⽇(日)筑波大学創基151年開学50周年記念シンポジウム「デジタルデモクラシーとオープンデータ」が開催されました。
国内外3名の研究者の方々から、さまざまな角度から「デジタルデモクラシーとオープンデータ」についてお話しいただき、議論を深める場となりました。

2023 年 9⽉26 ⽇(⽕)つくば国際会議場にて筑波会議2023が開催されました。
人文社会系では、「Beyond SDGsの国際的共創戦略 人文社会科学の役割」をテーマにグルノーブル・アルプ大学との合同セッションを開催いたしました。
本プロジェクトメンバー数名も参加し、SDGS以降、すなわち2030年以降のBeyond SDGsの世界について検討を行いました。
科学技術と人間が様々なオケージョンで接しながらそれが融合した世界で暮らしていく場合、ヒューマニティーや社会科学の叡智が提供できるソリューションとは何か、議論を深める場となりました

      

[第21回] DDPIセミナー 「自然資源に対するコミュニティ・先住民族の権利:コモンズ論・所有論で考える」井上 真 先生(早稲田大学 人間科学学術院 教授)によるご講演動画を公開いたしました。

※1か月間の期間限定公開となります。

※質疑応答部分は省いております。

※本動画は視聴用途のみにてご利用ください。無断転載・引用を禁止いたします。

[第19回] DDPIセミナー 「越境する人道支援-難民自身によるレジリエンス構築の模索-佐藤 麻理絵 先生 (筑波大学人文社会系 助教)によるご講演動画を公開いたしました。

※1か月間の期間限定公開となります。

※質疑応答部分は省いております。

※本動画は視聴用途のみにてご利用ください。無断転載・引用を禁止いたします。

 

[第18回] DDPIセミナー 「移民大国になりつつある日本の多文化共生への道筋:多様性を包摂しエンパワメントするまちづくり」藤井 さやか先生 (筑波大学システム情報系 准教授)によるご講演動画を公開いたしました。

※1か月間の期間限定公開となります。

※質疑応答部分は省いております。

※本動画は視聴用途のみにてご利用ください。無断転載・引用を禁止いたします。

2023 年 3 ⽉ 7 ⽇(⽕)〜3 ⽉ 8 ⽇(⽔)に筑波大学にて第74回数理社会学会大会が開催されました。
本プロジェクトメンバーである竹中佳彦教授・山本英弘准教授による発表も行われ、2年半ぶりに対面での研究交流の場となりました。

   

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